1971年10月
ジャパンドラフティング株式会社設立
設立当初のメイン商品は「アイシーレタリング」、「アイシースクリーン」でした。
アイシーレタリングとは、フィルムに文字や記号が印刷されたものです。紙などに乗せて擦ることで転写できます。
アイシースクリーンとは、フィルムにデザイン(主に建築などに使われるもの)が印刷してあり、フィルム裏にワックス状のノリが塗布されたものです。使用したい箇所に切り取って貼り、擦って圧着することにより定着します。
デザイン制作が手作業だった時代に、正確な文字や直線、図形を使用することができたので、デザイン、製図、建築模型などで様々な用途で使用されていました。
1976年8月
アイシー株式会社に社名を変更
1960年代ごろから、「トーン」と呼ばれるものが漫画の背景などに使用される文化が広がりはじめます。それに伴い、約100種類までアイシースクリーンの種類を増やしていきました。
1983年
アイシー漫画原稿用紙の発売を開始
アイシーから初めて「漫画用」として発売された商品でした。
1985年
アイシーオーバーレイを発売
カラートーンという名称でも親しまれたオーバーレイは、パソコンでの着彩ができなかった当時、ファッションデザイン、プロダクトデザイン、グラフィックデザインなどのラフやカンプ作成用として使われていました。鮮やかでカラフルな着彩を可能にするツールということでイラストにも広く使用されるようになりました。
1990年
アイシーコミックステーションが渋谷・神宮前にオープン
同人誌印刷の受付や原稿制作、アイシー製品を試せる場所としてオープン。
同人誌イベントの開催なども行っていました。
1991年
福岡、札幌、東京でアイシー主催の同人誌イベントを開催
1993年
アイシースクリーンユース 100種発売
同人誌制作向けに開発された、アイシースクリーンより安価なシリーズ。
デザインが豊富で、投稿用や少女漫画にも愛用されています。
アイシー漫画原稿用紙が特梳きの仕様に変更
より漫画制作に使いやすい紙質を求め、特梳きに変更した原稿用紙にリニューアルをしました。アイシーの漫画原稿用紙は、今日まで多くの方に愛用されるロングセラー商品となっています。
まんが甲子園ブックバージョンをスタート
高知県のイベント「まんが甲子園」の姉妹コンテスト。アイシーが主催となり、ストーリー漫画を全国の高校生から募集。錚々たる漫画家の先生方に作品を見てもらえるコンテストでした。受賞者の中にはのちに週刊少年ジャンプで活躍した人気漫画家の方も!
1996年
アイシーエクセルオーバーレイを発売
カラートーン(オーバーレイ)の漫画原稿用途への拡がりを受け、アイシーオーバーレイの漫画イラストユーザー向け製品を発売しました。実際に漫画に使用しているユーザーからの意見を参考に、使いやすい淡い色を中心にラインナップしていました。
1997年
「ALLES」創刊
漫画の描き方や道具の紹介など、漫画に関する様々な情報を発信する情報誌「ALLES」(アレス)を創刊。
1998年
スクリーン テクニカルギャラリー発売
渡瀬悠宇先生、峰倉かずや先生をはじめとした人気漫画家の先生方に描き下ろしていただいたイラストを掲載した、アイシー初のスクリーン技法書を発売。
2001年
アイシースクリーン・ユースが全600種類に増加
2006年
アイシースクリーン・ユースが全700種類に増加
2013年
アイシープレミアムブラックを発売
なめらかな描き心地で伸びがよく、つけペンでのペン入れに最適なオリジナルインクを発売しました。乾きが早く、消しゴムにも強いタイプです。
2014年
アイシー株式会社から株式会社G-Tooに社名変更
アイシー株式会社を含むTooグループのグループ会社が統合されたことで社名を変更しました。株式会社G-Tooは、画材屋「いづみや」(IZUMIYA)からスタートしたアナログ画材事業が統合された会社です。
2016年
業界初の2色刷りトーン、スクリーンプレミアム全10種を発売
白インクと黒インクの2色刷りで作られた特別なスクリーンです。通常の原稿だと黒インクの上からホワイトで処理が必要なところ、スクリーンのデザインで白インク効果を表現しているため、手軽に豊かな画面を生むことができます。
2019年
アイシープレミアムホワイトを発売
アイシープレミアムブラックに続き、薄めずそのまま使えるプレミアムホワイトを発売。プロ漫画家を始め、趣味で絵を描いている方からもご好評をいただいています。
Jトーンの復刻版となる、アイシースクリーン Jトーン(全35種)を発売
Jトーンを製造・販売していた有限会社ジェイが2019年に業務終了したことを受け、Jトーンの柄を買取り、アイシースクリーンから復刻発売を行いました。発売する種類はこれまでJトーンを愛用してきたユーザーへのアンケート(総選挙)で決定するなどといった経緯も話題になりました。アイシーJトーン復刻総選挙の詳細はこちら
2021年
アイシー50周年
「ALLES」にご登場いただいた漫画家の先生方から、貴重なお祝いイラスト&メッセージをいただきました。
50周年特設サイトはこちら
2022年9月
アイシースクリーン デジタル配信開始
プロ漫画家の皆さまからも熱望されていたアイシースクリーンのデジタル配信を開始しました。長年アナログ原稿を支えてきたアイシースクリーンを、デジタル環境でも活用いただけるよう、200種のデータ配信からスタートしました。
2023年6月
デジタル用原稿用紙「アイシー漫画原稿用Desi」発売
デジタルで下描きや作画を行う制作環境に合わせた、デジタル用原稿用紙「アイシー漫画原稿用Desi」を発売しました。従来のアイシー漫画原稿用紙と同じ用紙を使用しながら、デジタル制作に特化した薄めの枠線を採用しています。
2024年3月
てがき時間「くすみインク5色」発売
漫画画材を製造・販売しているアイシーのこれまでの開発経験を活かし、手帳や手紙、イラストなどを書く(描く)シーンで、気軽にインクやつけペンを使って過ごす時間を楽しんでいただく機会を提案する文具シリーズてがき時間を発足し、つけペンで直接描ける不透明の水性顔料インク「くすみインク5色」を発売しました。
黒い紙やトレーシングペーパーにも描ける隠蔽力と、落ち着いたくすみカラーが特長です。
2024年8月
用途別アイシーテープ発売
アイシーテープより、用途に合わせて選べる「ボディラインテープ」「陶芸テープ」「ジオラマラインテープ」を発売しました。伸縮性のあるクレープ紙製テープで、曲線や直線を自在に貼ることができ、貼りはがしも可能です。
2025年4月
てがき時間「ペコリスカスタード」発売
てがき時間シリーズより、万年筆・つけペン・ガラスペンなど、さまざまな筆記具で心地よく使えるオリジナル用紙「ペコリスカスタード」を発売しました。インクの色や表情を楽しめる、ナチュラルで落ち着いた色合いの紙です。
2025年12月
まんがアトリエBOX PRO 発売
まんが制作に必要な基本ツールをひとまとめにしたスターターキット「まんがアトリエBOX PRO」を発売しました。ペン入れ・トーン貼り・仕上げまで、届いたその日からまんが制作を体験できるセットです。
てがき時間インク「ゆらぎ」発売
てがき時間シリーズより、書くたびに自然な濃淡の表情が楽しめる水性染料インク「ゆらぎ」を発売しました。紙や水の使い方によって色の変化を楽しめる、あさもや・みなも・わすれねの3色展開です。
2026年2月
アイシースクリーンデジタル配信中
アイシースクリーンデジタルは2022年から続々と柄を追加し、現在524種を配信中です。
販売ページはこちら
2026年6月
てがき時間「ペコリスミルク」発売
てがき時間シリーズより、ナチュラルでやわらかな白さが特長のオリジナル用紙「ペコリスミルク」を発売しました。万年筆・つけペン・ガラスペンに加え、アルコールマーカーやレーザープリンターにも対応し、幅広い表現に使用できます。